マジカルバナナと言うのは、1990年代に日本テレビ系で行われていたテレビ番組「マジカル頭脳パワー!!」で行われていたゲームです。
この番組を代表するゲームですね。
ルールは解答者が「マジカル○○」から始めて、「○○といったら××」(「バナナといったらすべる」「すべるといったらスキー」)といったように、○○から連想されたもの(××)を挙げながら、4拍子のリズムに乗って言い続けるゲームです。
実はこのゲームには会話の基礎が盛り込まれております。
マジカルバナナで会話の基本を学ぶ
マジカルバナナでは「バナナと言ったらすべる」「すべるといったらスキー」という感じで連想する言葉を繋げていっています。
この連想して会話を繋げていくというのは現実の会話でも非常に重要なのです。
上記を現実の言葉で直しますと、
「バナナって滑るよね~」→
「そうだね~!」→
「滑るっていったらスキーだね」→
「まぁね~!」→
「そういえば最近スキー行った?」→
「行ったよ~!」
という感じになります。
極端な例ですがしっかりと会話になっていますよね。
会話の基本というのは上記の通り、
ネタを作って相手に振る⇒ 相手の会話に対してツッコんだり絡む。
が基本となります。
マジカルバナナがすごく参考になりますね。
これが上手くできるようになればいくらでも会話を広げることが可能です。
連想ゲームでどんな話題からも繋げていくことができるのです。
日常会話で例をあげますと、
「今日はいい天気だね!」
「そうだね」
「やっぱ天気いい日は好きだよね!」
「天気いい日は大好き!!」
「ね~!天気いい日はピクニックとか行ったりした事ある?」
↑ピクニックというネタが登場
「え?ピクニック?たとえば…山登りとか?」
「そ、そ!山登り、もしかしてハイキングとかも好き?」
天気→ピクニック→ハイキング
こういう風に会話をずらしていきます。
上手くずらせば天気の話から趣味の話にまで持って行くことが出来ます。
1つ例をあげますと
「天気いいね、でも悪い日は何してるの?」
「僕ゲームが好きだから天気悪い日はゲームやってるんだ」
「僕映画好きだから天気悪い日は映画を見てるんだ」
といった感じで繋げていきます。
意識してやってみれば意外と簡単なのですが、これが意外にできていない人が多いです。
ネタを作ることが出来ない人は自分の話ばっかりしてしまいます。
「俺は〇〇だ!」
「俺は〇〇をしたことがある!行ったことがある!」
「そこで~ry
最終的に自慢話になってしまっています。
自分の話は相手に聞かれない限りする必要は基本的にありません。
相手の話が終わったタイミングでちょろっとするくらいですね。
マジカルバナナを意識して上手に会話を繋げていってくださいね。