コミュ障を改善しよう。改善する12のポイント!

僕自身もそうでしたし、
メール相談やスカイプ相談などもしてきて
やはりひきこもりの皆さんはコミュ障の方が多いです。

 
まず、恋愛に入る前にコミュ障の改善をしてほしいと思います。
女の子を前にして緊張してまともに話が出来なければ
本当に恋愛どころではありません…

 
緊張して何を言っているか分からない男性は
一瞬で恋愛対象外になってしまいます。

 
女の子の前でビビることなく適切なコミュニケーションを
取ることが出来たのなら彼女を作るのはそう難しくは無いです。

 
そして、コミュニケーション能力が向上すれば恋愛以外にも、面接や
職場の人間関係、仕事の営業などにも大いに役に立ってくれます。

 
正直、コミュ障を改善するのはそうそう簡単なことでは無いです。
僕も元引きこもりであるがゆえ改善するのにはかなり苦労させられましたし、
その過程で辛いことは沢山ありました。

 
ですが、コミュ障の改善は今後の人生においても絶対に役に立ちます。
これは元ひきこもりでコミュ障の僕は自信を持って言うことが出来ます。
それくらい重要なとこです

まずはコミュ障を改善しましょう!

コミュ障の改善方法

コミュ障を治すには以下の行動が有効です。

簡潔に話す
自分を好きになる
相手を尊重する
人間関係を無理に広げない
身だしなみや清潔感に気を使う
相手の目を見て話す
話す内容をあらかじめメモしておく
自己開示をする
話の聞き方のレベルを上げる
挨拶をする
自分を良く見せたりしない
共感をする

簡潔に話す

コミュ障の方はダラダラと長く話したり、
容量を得ない話をしたりする傾向があります。

いくら話していても相手に伝わらないと全く意味が無いですよね。

改善の方法

改善するには次のような方法があります。

・要約を先に話す
・結論を先に話す
・キーワードを明確にする

また、相手に伝わりやすい話し方としてPREP法というものがあります。

P・・・POINT(結論)
R・・・REASON(理由)
E・・・EXAMPLE(具体例、事例)
P・・・POINT(結論)

この順番で話すととても伝わりやすくなります。

【簡単な例】
私はダイエットの為にランニングをしています。(POINT)
なぜなら運動をすることによって脂肪が燃焼するからです。(REASON)
今まで仕事から帰ったら家でダラダラしていたのですが、
1日30分の運動をするようになってから体重が3キロ落ちました。(EXAMPLE)
このようにダイエットに有効なランニングはこれからも続けていきたいと思います。(POINT)

自分を好きになる

コミュ症の方は、ネガティブな自分を嫌う人が多いです。
そしてつい下記のような考え方をしてしまいます。

自分は嫌われて当然なんだ!
自分には何の能力もない…
誰も自分なんか相手にしない。(だから人と話しても無駄だなんだ)

こんなふうに自分に自信が無いなら、
何事にも積極的になれないです。

改善の方法

改善するには次のような方法があります。

自分を徹底的に肯定する
思い込みを無くす。
怖がったりしない。
欠点と思えることも、個性としてしっかりと受け止める。
人それぞれ意見や思いが違うのは当たり前なのを理解する。

まずは無理矢理にでも自分を肯定するところから始めましょう。
例えば、「間違いなく時間通りに帰る事が出来た」とか
「期日通りにレポート宿題をすることが出来た」などです。

小さな成功体験を積み重ねることで自分に自信が付いていき
自分を好きになっていくはずです。

相手を尊重する

コミュ障の方は相手を尊敬することを忘れている方が多いです。

とても酷い事を言われた。もう人と関わるのは嫌だ。
あの人は嫌いだ。口も利きたくない。視界に入るのも嫌!

人に冷たくされた過去の経験から、
他人と関わりたくないと思ってしまうのです。

改善の方法

改善するには次のような方法があります。

人それぞれ考え方が違うということを理解する。
相手に敬意を払って接する。
相手の欠点を受けとめる心の広さを持つ。

相手も自分と同じ人間なんだと尊重することが、
コミュ障の改善につながります。

人間関係を無理に広げない

コミュ障を治そうと思い人間関係を広げて
疲れ果ててしまう方もいます。

コミュ障の方は社会性が乏しい場合が多く、
友達付き合いも苦手な方も多いと思います。
友人・知人の作り方もよく分からないのではないでしょうか。

それでも、周りから人がいなくなってしまうのではないかという不安から
無理に付き合おうとしてしまうのです。
その結果、ストレスが溜まって体調を崩したりしてしまいます。

改善の方法

無理に誰とでも付き合う必要は無いです。
人付き合いは広さより深さが大切になります。

家族や親しい友人を第一群として
もっとも大切にしなければいけません。
コミュ障の方にとっての心の拠り所になるでしょう。

次に職場の人など、生活するうえで関わってくる人たちです。
これを第二群としましょう。
第二群の人のうち、自分の事を理解してくれる人も中に入ると思います。
そういう人とは積極的に付き合った方がいいです。
何か困った時に助けてくれます。しかし特に理解を示してくれない人は
特に付き合う必要はないです。

最後に、地域の住人や遠縁の人、そしてネットだけの付き合いの人です。
会う機会が極端に少ない人、関わりがあまりない人を第三群としましょう。
こういう人たちとは無理に付き合う必要は無いです。
必要がなければ交流もしなくていいでしょう。

第一群の人たちとの人間関係が良好であったのなら、第二群や第三群の
人たちともし関係が崩れてしまっても無事に乗り切ることができるでしょう。
第一群との関係を一番大切にしましょう。
第二群や第三群の人たちとは自分が関わり合いと思ったっときに
積極的に関わりをもっていけばいいですね。

身だしなみや清潔感に気を使う

コミュ障の方は、清潔感が無かったり
身だしなみがだらしなかったりする人が多いです。

人付き合いが少ないので、あまり見た目に気を使わなくなります。
また、「どうせ自分なんて」という
負の感情から、余計にだらしなさを助長させてしまいます。
ひきこもりがちの人の中には、完全に人の目から外れるといった理由から、
長い間風呂に入らなかったり、ずっと同じ服を着ていても全然平気な人もいます。

改善の方法

コミュ障を改善させたいと思うのでしたら、身だしなみにはしっかりと
気を使いましょう。人と会うときに第一印象はとっても大切です。
不潔だったら2度と会いたいと思わないですし、話したいとも思いません。

また、引きこもりで社会復帰を考えている方でしたら、身だしなみを整える事で
自己肯定感が高まることもあります。
形から入ることも大切です。

下記に、身だしなみのポイントをまとめてみました。

生活するうえで最低限守っておきたいポイント

体と髪は毎日しっかりと洗う。
食べたらしっかりと歯磨きをする。

外出する際、最低限守っておきたいポイント

肩にフケを付けないようにする。
メガネを汚いままにしておかない。こまめに拭いておく。
無精髭はしっかりと剃る。
香水等、匂いのするものをつけすぎたりしない。

仕事をする際、最低限守っておきたいポイント

鼻毛や耳毛が出ていないかチェックする。
爪はきれいに整っているかチェックする。
スーツは綺麗に整っているかチェックする。
ネクタイやシャツが汚れていないかチェックする。
ベルトがくたびれていないかチェックする。
靴は磨かれているかチェックする。

相手の目を見て話す

コミュ障の方は、会話の時に相手の目を見る事が苦手な人が多いです。
親しい間柄だとしても、横や下を見ながら話したりします。

目を見ないと相手は不信感を持ってしまいます。
自分の事が嫌いなんだろうか?誰に話しているんだろうか?
と思われてしまいます。

また、相手の表情を見ていないと
相手の反応や相手が話している時の感情などが見て取れないので
良いコミュニケーションが取れないです。

改善の方法

相手に不快感を与えない為にも
相手の表情をみて会話の意図をしっかりと汲み取れるようになるためにも、
相手の目を見て話すことはとても重要です。

しかし、いきなり相手の目を見るのはなかなか難しいと思います。
まずは、相手の鼻や目と目の間を見るようにするといいですね。

下記のような実験報告があります。

1m以内にまで近づかないと、相手は鼻を見ているとは気づかない
50cm以内にまで近づかないと、相手は目と目の間を見ているとは気づかない

1m以上離れているときは鼻を見るようにして
1m以内に近づいたら目と目の間を見るようにしたらいいです。
慣れてきたら、徐々に相手の目を見るようにしていきましょう。

話す内容をあらかじめメモしておく

コミュ障の方は、会話をする時頭が真っ白になりがちです。
会議などで自分の言いたいことが言えなかったり、
お店に行っても、店員に要件を上手く伝えらず情けなく撤退することがあります。

改善の方法

あらかじめ話すことをメモにまとめておくといいでしょう。
そしてそのメモを見ながら会話をします。こうすること落ち着いて話が出来ます。

たとえ、頭が真っ白になったとしても言いたいことは伝えられると思います。
会話が苦手な方でもこんなふうにメモを見ながら会話をすると
だんだん慣れていくことでしょう。

自己開示をする

コミュ障の方は、初対面との人の会話が上手く行かないです。
自分はもちろんの事相手も気まずい思いをしてしまいます。
これは自己開示をしない事が大きな原因です。

初対面の人と話すときは、相手がどんな人か分からないと
話がしにくいと思います。
もちろん相手も自分がどういう人か知らないと話しにくいです。

改善の方法

自己開示をして相手に自分の事を良く知ってもらいましょう。
自己開示と言うのは、自分の名前や自分がどういった人間なのかなどを
相手に伝えることです。
自己開示をすると相手も自己開示をしてくれます。

そうするとお互いの立場がよく分かり話が進みやすくなるでしょう。

話の聞き方のレベルを上げる

コミュ障の人の中には、相手の話を聞くことが出来ないというタイプの人もいます。
自分が喋りたいという気持ちが先走ってしまって、相手の話を聞けなかったり
聞いているフリをしてしまったりします。

話の聞き方にもしっかりとしたレベルがあります。
コミュ障の方はあまりよくない話の聞き方をしています。

改善の方法

スティーブン・リチャーズ・コヴィー著書「7つの習慣」の中で
彼は話の聞き方には4つの段階があると提言しています。

レベル0:無視する
レベル1:聞くフリをする
レベル2:選択的に聞く(自分の解釈で聞く)
レベル3:注意をして聞く(自分の興味のあることだからしっかりと聞く)
レベル4:感情移入をして聞く(相手の目線で聞きいて相手を理解する)

もちろんですが、レベルが高いほどいい聞き方です。
あなたはどのレベルに当てはまるでしょうか?
まずは自分を客観的に分析してみましょう。

改善するには、自分ができるところから始めてみる事です。
レベル0の人はまず聞くフリから、レベル1の人はレベル2を、
レベル2の人はレベル3を目指して、意識して改善していきましょう。

そして、レベル3の人は相手の目線・立場になって
しっかりと話を聞くことを意識してみましょう。
相手の話をよく聞いて理解をすれば、良いコミュニケーションを築けるようになるでしょう。

挨拶ををする

挨拶はコミュニケーションの基本ですね。
コミュ障の方はそんな挨拶さえ難しく考えてしまいます。
まずは挨拶がどういったものなのか紹介しますね。

あいさつを漢字で書くと【挨拶】で、これは実は弾の言葉なのです。
挨も拶も【おす】【せまる】と言った意味があるんですね。
字の通り、人と接するときには、
接近して相手の心のトビラを開く必要があります。

改善の方法

挨拶はコミュニケーションを取る上でとっても大切です。
生活技能訓練(Social Skills Training; SST)
では挨拶のポイントをこんな風に表しています。

あ…明るく
い…いつでも
さ…先に(相手より先に)
つ…次の会話につなげる(必要があれば)

こう書いてみるととても簡単そうですが、
コミュ障の方にはそう簡単ではありません。

自分から積極的に挨拶をする方は少ないと思います。
相手の方から挨拶をしてきて
慌てて挨拶を返す方が多いのではないでしょうか。

自分から挨拶することもたまにはあると思いますが、
暗くなってしまい、いざ次の会話に進もうとしても
上手く行かないでしょう。

コミュニケーションの基本は挨拶だと昔から言われていますね。
最も簡単でとても大切な事ですので、
現在コミュニケーションに悩んでいる方はまず「挨拶」
から始めてみましょう。

自分を良く見せたりしない

コミュ障で「優等生」や「いい子」に育ってきた人は
自分を良く見せたがる傾向があります。

自分を偽って他人によく思われようとする事ばかり話したり
見栄を張ったりしていると、だんだん疲れてしまい、
会話が続かなくなってしまいます。

改善の方法

そのような場合は「どうして今の会話を始めたんだろう」
と心に問いかけて会話の目的を探すようにしてください。

くだらない話をする時は別なのですが、会話をする時は
しっかりと目的を持って会話をするようにしましょう。

共感をする

コミュ障の方は相手に共感をすることが少ないです。
そして反感を買い会話が途切れがちになってしまいます。
共感をする事で相手の本音の主張を聞き出せたり
会話を発展させたりすることができます。

「そうなんだ!」は相手に共感する言葉の基本です。
それから「そして〇〇どうなったん?」と聞けば会話を発展できますね。

相手が何か気に入らない事を言ってたとしてもすぐに批判したりせず、
「何でこの人はそう考えたのだろうか」と考えることが共感です。
踏まえて「何でそのように考えたのですか?」と質問すれば
相手の本心を聞くことが出来るでしょう。

会話を成立させるためには共感をすることは凄く大事です。
意識してできるようにしていきましょう。

終わりに

色々な対策方法をあげましたが、
初めは本当に辛いと思います。

大事なのは継続する事、
小さなことからコツコツと継続していけば、
いずれコミュ障は改善できるはずです。

決して焦ってはいけません。
自分の今の状態を考えて慎重に行動していきましょう。